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BOUND STRIKER 一章 カウントダウン?

  • 2006/05/21(日) 16:16:44

更新遅れすぎだぁ…

創作小説Force(仮題)をUPです
下の続きからどうぞ。

ついでにこちらを推していただけると、うれしいです。c_01.gif
































蓮太郎の学校まではおよそ10km。アップダウンのある、割合激しい道のりである。
蓮太郎は毎朝この距離を走って学校まで通っている。
14のころから早朝のジョギングを習慣にしていた蓮太郎にしてみれば、一石二鳥、ちょうどいい具合であった。

優秀な姉弟にはさまれて、なにとなく周りからの視線が穏やかなものではないことに気づいた蓮太郎は、のんびりまったりな日々を送るべく、未来の自分に対して投資した。
つまりは努力である。
ただし、本人はそうは思っていない。
怠け者が努力など、しかものんびりすごすために、という理由だけでそうそう継続できるものではない。
疲れはしたのだ。だが、イヤと思ったことは一度もなかった。
それは努力を努力と思わず、自分を鍛え上げることをシュミレーションゲームと同じ感覚で捉えることで、心理的ストレスをほぼゼロにしていたからだ。
むしろ自分の成長―ゲーム―を楽しんでいたといってもいい。。
何事も楽しんでやったものが上達するとはよく言うものだが、それを「本当に」やってのけるあたり、一種の「努力の天才」なのかもしれない。
蓮太郎もやはり尾瀬の人間だった。
平凡な男は、平凡な人間のための才能を持っていたのだ。
中の下程度の成績、運動能力だった蓮太郎は、次第にそのゲームの結果が出始め、高校に上がるころには総じて高い能力を持った人間に成長した。
そして、確かに視線は穏やかになった。
文句だって言われない。
むしろほめられ、周りからは頼りになる存在となった。

だが、それがまずかった。

本当にのんびりしたければ、「ちょっと」の努力で事足りた。
なまじハンパに優秀なために、周りからの頼みごと増えたのだ。
イヤとはいえない、どちらかといえば流される性格だったのが運のつき、しかもそういうツキが回ってきたのか、妙な具合のトラブルにも巻き込まれるようになった。
それらを、解決する日々は忙しかった。
しかしその経験は、蓮太郎をさらに鍛え上げる。

そして、高校2年生の春。
気がつけば、生徒会執行部副会長という肩書きを持っていた。

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