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パラダイムシフト。

  • 2008/07/15(火) 19:50:21

突然ですが、清杉とバンブーのクロスオーバーSS(2次創作)を書きました。
書いたといっても、ほんのプロローグ的な感じで、内容は少ない上に完結してません。
なんでこれを書いたかというと、凸缶。アンソロに応募するためです。

例示できる作品が、オリジナルの黒歴史だけだったんで、急遽触りだけ書きました。

キャラ崩壊、設定無視を嫌う方は見ないでください。 まあ下手ですので。

続きからどうぞ。

 




-これは本来、交わるはずのなかった世界の物語。

「なんでこうなるんだ……?」
 県立とりごや高校の3年生、サッカー部の清村緒乃は冷や汗を浮かべながら、ひとりの少女と対峙していた。
 少女は清村より頭一つ半は背が低い小柄な体躯で、竹刀を正眼に構えている。どこかの高校と思われる制服を着ているが、着飾り方によっては中学生、下手をすれば小学生ともとれる幼さを残している。
 だが、いま彼女が纏っている雰囲気は、鈍い光を放つ抜き身の刃のような鋭さを持ち、こちらが隙を見せたその瞬間に切り捨てんばかりだった。
 少女は名を川添珠姫といい、私立室江高校に通う1年生で最近の高校剣道界においてひそかに名が知られつつある実力者だった。
 もちろん、清村がそんなことを知るはずもなく、今はいかに彼女の?誤解?を解いて、この状況を打破することが先決だった。
「おい、そんな物騒なものしまって、俺の話を……」
 と、言葉を続けようとした清村だったが、
「ッツアアアアアアアアア!」
 気迫のこもった声によってさえぎられ。同時、少女はまさに電光石火とも呼ぶべき速度で踏み込み、竹刀を振りおろした。
「ちょっと待っ…!」
 清村は持ち前の反応速度と運動能力を活かし、後ろに跳んでこれを避けた。
 珠姫は攻撃の手を緩めず、竹刀で切り返す。
 清村は横の移動も加えて紙一重で避け続ける。
 だが、避けるばかりの防戦一方で、清村は徐々に追い詰められる。
 今はおとなしくなったものの、少し前までは不良として喧嘩を仕掛けられるのもしばしばあって、その中には木刀や鉄パイプといった得物を持つ輩もいた。無論、清村はそれらすべてを打ちのめしてきたが、彼女はそうした雑魚とは一線を画していた。
 女として運動能力はあるほうなのだろう。だが、問題はその洗練された動き方だ。スポーツのそれとは違う、対峙した相手を追い詰める戦いのための動きだった。
 加えて、竹刀との絶対的なリーチの差と鋭く返しの早い振りのせいで、接近してこちらから手を出すのはきわめて難しいのだ。仕掛けるとなれば、ある程度の被弾を覚悟し、肉を切らせて骨を断つぐらいの気持ちでなければならないだろう。
 普段、サッカー部の連中と付き合っているうちに、屋上から落ちたり、車に轢かれたり(しかも仮免で学校に無断駐車している)餅つきで命を落としかけたりしているが、それとこれとは話は別で、竹刀の一撃が怖くないというわけではない。
 清村は意を決して振り下ろされた竹刀を左腕でガード、鋭く、それでいて鈍い痛みが広がるのを黙殺し、彼女の左手を狙い済まして、残った右で掴みかかった。
 
つづく?
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