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BOUND STRIKER 第3章 剛き魂と迅き風??1(迅き風と剛き魂??1)

  • 2006/06/28(水) 01:16:56

BOUND STRIKER 第3章 第3節 その1をUPです
あいかわらず短いです、ごめんなさい。

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 別々の小学校に通っていた海奈と蓮太郎の出会いは、他学区の小学校の生徒が統合される中学校に上がるときまでにさかのぼる。
 入学式を経てのクラス発表。
 見知った人間が半分、見知らぬ人間が半分という状況。
 
 新しい生活に希望抱く者、不安を抱く者はさまざまだが、海奈はどちらかといえば前者だった。
 小学校のころから親しみやすさとリーダーシップを兼ね備えていた海奈は、新たな<仲間>と新しい生活に心を躍らせていた。

 担任が入学おめでとう等の祝いの言葉と自分の軽い自己紹介、処々の連絡事項をを伝えると、
「それじゃあ、一人ずつ自己紹介をしてもらおうか」
 もはや一種の通過儀礼と化したそれを始めさせた。

 出席番号順に男女混合で縦に並ぶ左端から一人ずつ立ち上がり、それぞれの性格を濃く、あるいは薄く表れている自己紹介を続けた。
 そうして、海奈の左隣に座っている男子生徒の番になった。
「え?と尾瀬蓮太郎です。よろしく」

 大なり小なりそれぞれアピールする中(といっても出席番号順では最初のほうの番号ではあるが)、ボーっとしてだるそうな雰囲気をかもし出しながら名前だけの自己紹介をした男子生徒を海奈は少しだけ眉を寄せてみていたが、男子生徒がが席に座る際に少しだけ目があったので、とりあえず笑顔を作ってみせた海奈だが、
「…………」
 男子生徒は、それを無視して窓の外に目をやった。
 海奈は少しだけむっとしたが、初対面だから仕方ないかなと、矛を収めた。

「はじめまして! ボクは空 海奈って言います…」
 と、自己紹介を始めた海奈だったが、
「…ボクゥ…?」
 小さな声ではあったが、純粋な疑問だけではなく、それ以外の負の念のこもった声が、左隣から聞こえてきたのを海奈は見逃さなかった。
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