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BOUND STRIKER 第3章 剛き魂と迅き風??2(迅き風と剛き魂??2)

  • 2006/07/03(月) 23:26:29

BOUND STRIKER 第3章 第3節 その2をUPです

うわー久しぶりの更新ですよ。


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その日の放課後。
「あのさー、尾瀬君」
 海奈が、HRが終わったその後もぼーっとしている蓮太郎の机の前に立った。 
 海奈の顔は、口元は笑みを浮かべているが、目は笑っていなかった。 
「何? えーと、誰だっけ?」
 海奈の刻が一瞬凍りついた
 蓮太郎が、ああ、と気づいて手を打った。
「ボクっ子の人だ」
 
バン!! 

 海奈が蓮太郎の机を両手で叩いた音が、教室に響いた。
「誰がボクっ子か!!」
 蓮太郎は、怒り心頭の海奈にかまわず続けた。
「いやあ、リアルでいるもんなんだなあ。 自分のことをボクって言う女の子」
 その言葉に、海奈の中にある堪忍袋のひもがブチっと切れた。

「バカに、すんな!!」

 海奈の拳がのんきに、あはは、と笑う蓮太郎の顔面に突き刺さった。
「ぶっ!!」
 蓮太郎は後ろに倒れこみ、他の机を巻き込んで激しい音を立てた。
「フン!」
 そっぽを向いて海奈はその場を立ち去った。
「…痛ってえ」
 蓮太郎が口元をぬぐうとカッターシャツに赤い色がついた。
 どうやら、今の一撃で口の中を切ったらしい。
「馬鹿にしたつもりは…いや、あるか。さて、どうしたものか」
 周りがざわつく中、蓮太郎は一人ごちた。




「猛り狂う炎蛇(ランページサラマンダー)!!」
 海奈の槌―ドンナーシュラーク―から発せられた灼熱の炎が、まっすぐに蓮太郎めがけて飛んでいく。
 体は思考するよりも早く動き、蓮太郎は炎に背を向けて逃げ出した。
 心臓が早鐘を打つ。警鐘を鳴らす。
(やばいやばいやばい!!! こんなのありかっ!!??)
 たとえ炎に触れずとも、その熱気だけで蓮太郎はどうにかなってしまいそうだった。、
 石舞台の周りは、木々で囲まれていた。
 だから石舞台を越えて逃げることはできない。木を燃やしてしまうにはいかない。

「風紡―躍(かぜつむぎ―やく)!」 
 
蓮太郎は足に風の力を溜め込んで、空高く飛び上がった。

「verfolgen(フェアフォルゲン)!!」

 海奈の「追え」という一声に、炎蛇はその向きを変え、空を目指した。 
「マジかよ!? 風紡―」
 蓮太郎は空中で姿勢を変え、
「でぇぇやぁ!!」
 作り出した風の塊を蹴って飛ぶ方向を変えつつ加速する。

「やるね、レン! でも! zwei(ツヴァイ)!!」 
 炎の大槌を海奈は大きく振って、炎蛇を再び放った。

「っのやろう!!」
 海奈は男ではないので<女郎>なのだが、そんなことを考えている余裕は、今の蓮太郎にはない。
 蓮太郎の進行方向にもう1匹の炎蛇が迫っていた。
 もう一度、風紡で方向を変える。
 今度は炎蛇を放ってくる物騒な女―蓮太郎は認識できないが実は海奈―に向かって。

 炎蛇の脇をすり抜けて(一応風紡で防壁を張っていた。出なければ、ひどい火傷おっていたかも)、落下による加速も加えて、できうる限りのスピードで、蓮太郎は海奈に向かって突進した。
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この記事に対するコメント

女郎は別に間違いではありませんよ。
基本的には女性を卑しめる意味合いや身分の低い女性のことを指すことが主な意味ですが、単に女の人を指す言葉としても使えるんです。

基本的にはマイナスの意味で使われるっぽい言葉です。例えば「女郎上がり」という言葉では、元・遊女という意味もあったりします。

今回の場合は、悪態に使われているので、用法は間違ってはいないとは思っています。 

  • 投稿者: TOKIO
  • 2006/07/05(水) 00:36:01
  • [編集]

女郎って。。。ちょっと違う意味がありませんでしたっけ?

  • 投稿者: G-song
  • 2006/07/04(火) 21:48:19
  • [編集]

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